読書ノススメ

宇宙好きなんだ。

本でいえば、図鑑の『宇宙』は扉が外れてしまうまで、

読んで読んで読みまくった。

それ程好きだった。

「窒素濃度は…」とか「タイタンは衛星で唯一、生命の可能性が…」とか。

訳も分からず…というのも、今にして思えばあるだろう。

そして、中学校の図書室で出会ったのが、『ＣＯＳＭＯＳ』。

故・カール・セーガン博士が著した一冊の本（上・下刊になってるけど）。

楽しかった。感動した。一気加勢に読んでしまった。

確か、図版もあったはずだ。

ボイジャー１・２号が惑星探索を続けていた時だった。

今でも文庫本で持っている。

文庫本ではハレー彗星の本もいろいろ読んだなぁ。

あと、ギリシャ神話とかには星の話がたくさん出てくる。

新書本では『ハッブル宇宙望遠鏡の見た宇宙』が、

その撮った天体写真がいっぱい載ってて好き。

ただ、通勤電車の中でこの本を開くのは、

一抹の不安感が過ぎったものだ。

（一応）ビジネスマンらしき人物がオリオン座大星雲とかを、

真剣な眼差しで見ているわけで…

入院中には、親に頼んで『フル・ムーン』という写真集を買ってもらった。

アポロが月に行った時のもの。

ただ、片手で読むには、ちと重くて、でかい。

だから、未だに封を切ってはいない。

ただただ表紙を眺めているだけ…